こんにちは、デイケアはなみずき火曜園芸部です。今月から大変暑い日が続きますが、火曜園芸部は夏の暑さに負けず、今年も夏の伝統作業に邁進しております。
昨年度から始まった、梅干し製作!夏を迎えると不思議と梅干しを作るのをこころ踊らせている火曜園芸部です。今年も、和歌山県から『南高梅完熟』を20キロ取り寄せ、減塩ハチミツ漬けの梅干しづくりを行いました!
ご利用者様から、「一度始めた梅干しづくりは、三年続けないといけないものだよと昔から言われているよ」と言い伝えをありがたく教えていただきました。
まづは、水につけてあく抜きを行います。あく抜きの後は、きれいにふき取ります。
そして、爪楊枝で梅のヘタを丁寧に取り除きます。深い容器の内側全体に焼酎を振りかけます。
作業中はいろいろな方が見に来て、梅干しの思い出を話しておりました!皆さんご自宅で昔よく作っていて、梅干しは買うものではないようですね・・・。
いよいよ容器に3キロ分位の梅にハチミツを振り、その上から塩・焼酎を振り入れます。この作業を3回繰り返し、蓋と重石をします。もちろん焼酎も振りかけます。
梅酢が上がってきたら、赤紫蘇の用意です。赤紫蘇を水洗いし、水気を切ります。
軸から葉を取り外し、ボールで塩もみの開始です。
赤紫蘇を汁を容器に入れ、再び待ちます。そこで、ご利用者様から「梅雨明けしたら梅を干すものだ!」と教えていただき、梅雨明けまでまちました。
いよいよ待ちに待った梅雨明け!晴天が続く日を選び、3日間屋上で干しました!
瓶に詰めていよいよ完成!ご利用者様の知恵で今年も大成功!
完成した瓶を見ながらご利用者様から梅にまつわる貴重なお言葉を頂戴いたしました!「桃栗3年、柿8年。梅の〇〇13年」とのこと。梅の木を育てて、実がつくのに13年かかるそうです。ご利用者様の生活には梅との結びつきが強かったことですね・・・・。
これからもデイケアはなみずきでは、ご利用者様の知恵をお借りして活動していきたいと実感させられました。