ptsd
心的外傷後ストレス障害
心的外傷後ストレス障害は、典型的には、ものすごく強いストレスによる精神の変調のために、日常生活を円滑に送ることができなくなる精神の障がいです。育て方などは原則として発症に関係なく、普通に生活していても発症することがあります。
原因は強度のストレスであり、通常はストレスが終わった後にしばらく続き、長く症状が続く人がいます。
当院では心的外傷後ストレス障害に対する治療として、標準的な治療を行っています。専門的治療は行っておりません。
ご本人が感じる、あるいは周りの人が気づく不調
- 著しく強いストレスが症状が出る前にあった
- 憂鬱な気分で、元気がなく、落ち着かない
- 音などに過敏で、すぐにびっくりしてしまう
- 急にストレスのことを思い出して混乱してしまう
- 不安と心配であれこれ考えてしまう
- 眠れない
- 食欲がない、あるいはすごく食べる
- イライラする、物や人に当たる
- 人とうまく交流できない
- 会社や学校に行きたくない
- 死んでしまいたくなる
起こりうる症状のまとめ
こころの症状
- 憂鬱な気分、涙もろい、絶望感、不安、心配、神経質、パニック、フラッシュバック、落ち着かない、イライラ、怒りっぽい、悪夢、死にたくなる
からだの症状
- 不眠、動悸、食欲低下、食欲亢進、倦怠感、億劫感
行動の症状
- 以前のストレスに関した状況を避ける、急に怖がる、急に動けなくなる、引きこもり、出社拒否、登校拒否、言い争い、寝たきり、物に当たる、喧嘩、自殺しようとする
最後に
心的外傷後ストレス障害によく似た症状はほかの精神障がいでも見られることがあり、それぞれ治療が異なります。正確な診断は医師などの専門職の診察が必要です。