hypochondriasis
心気障害
心気障害は、典型的には、実際にはかかっていない病気を心配し続けて、日常生活を円滑に送ることができなくなる精神の障がいです。育て方などは原則として発症に関係なく、普通に生活していても発症することがあります。発症のあり方はさまざまで、動揺性に経過します。
原因が不明な場合と明らかにストレスやからだの病気が関係している場合、その両方が組み合わさっている場合があります。治療は対症療法が中心になります。
当院では心気障害に対する治療として、標準的な治療を行っています。
ご本人が感じる、あるいは周りの人が気づく不調
- からだに異常があると思って、さまざまな病院を転々としている
- がんの検査を2カ月ごとに受けている
- 自分はがんではないかと継続して気になり、インターネットで調べる
起こりうる症状のまとめ
こころの症状
- 憂鬱、イライラ、落ち着かない
からだの症状
- あってもわずか
行動の症状
- 頻繁な医療機関の受診
最後に
心気障害の症状は、本当にからだの病気があることがあります。まず最初に心配な部位に対応した科で診察を受けて、異常がないことを必ず確認してください。
心気障害によく似た症状はほかの精神障がいでも見られることがあり、それぞれ治療が異なります。また、ほかの精神障がいを併発していることもあるため、正確な診断は医師などの専門職の診察が必要です。