2020.10.10

お知らせ

当院での新型コロナウイルス感染症クラスターに係るご報告(第1報)

平素より当院の運営にご理解ご協力をいただき感謝申し上げます。
この度、当院にて新型コロナウイルス感染者が確認された事案についてご報告をさせていただきます。

1. 感染確認までの経緯

10月6日に老人病棟の職員1名から新型コロナウィルスのPCR陽性が確認されました。足立保健所への報告・助言の下、10月8日に当該病棟患者様50名、当該病棟職員ならびに当該病棟職員と接触した全ての職員にPCR検査を実施いたしましたところ、多数の感染が確認されました。
今回陽性が確認された職員で当該病棟所属以外の職員はいませんでした。

<2020/10/09時点での累積PCR陽性者数>
・職員:6名
・患者様:22名
 

2. 患者様の状態について

  • 軽度の発熱を認める患者様がおりますが、今のところ皆様全身状態は安定しております。
  • 引き続き健康管理を続け、悪化の傾向があるなど緊急で転院が必要になった場合は救急搬送を検討します。
  • 足立保健所からの指示のもと適宜対応を進めております。新たにお伝えすることができましたらその都度ご報告をさせていただきます。

 

3. 感染拡大防止策について

  • 感染が確認された病棟を感染エリアと感染エリア外の空間分けおよび手袋・マスク・ガウンなど、感染を防ぐ防具の常時装着の徹底を進めております。
  • 該当病棟の職員から他病棟への感染拡大を防止するために、院内動線・食事や更衣エリアを分けるなど対策を徹底しております。
  • 患者様及び職員の体調について厳重に経過を観察し、異常があれば隔離のための部屋移動や、職員は出勤せずに自宅待機にするなど、迅速な対応ができる管理体制としています。

 
患者様およびご家族様にはご心配をおかけして申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願いいたします。
また何か新たにお伝えすることができましたらその都度ご報告をさせていただきます。

大内病院
院長 西島 久雄