About Renewal Hospital
新病院について
当院は昭和33年の開院より、ここ東京都足立区西新井の地で、長らく精神科医療に取り組んでまいりました。
精神科医療を取り巻く状況は、当時より変わりつつあります。そこで、施設の老朽化対策とともに、大内病院の目指す医療を実現するため、建て替え工事を行ってまいりました。このたび工事が完了し、2024年7月より、リニューアルした大内病院がスタートいたします。
病床数は344床から228床になり、病棟機能も一部変更を実施。対症療法ではなく、本質的に良くなることを目指し、院内において快適かつ安心して過ごせることや、患者さん優先のアプローチを実践するため、機能強化を行いました。
新たな環境下において、より一層、患者さんが自分らしい生活を送れるよう、引き続き努めてまいります。
フロアマップ
フロアマップ上の番号をクリックするとページ内の各設備の説明にスクロールします。
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1エントランス受付
木材や木目調をふんだんに取り入れたインテリアで、暖かく落ち着いた雰囲気を大切にしています。訪れる方々が安心して心地よく過ごせる場所であることを目指しています。
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2精神診察室
1階外来フロアには合計10室の診察室があり、様々な患者さんに対応しています。診察室もフロア全体の雰囲気と合わせて心地よい空間になるように意識しています。
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3売店
お菓子や軽食、日用品から衣類まで幅広く取り揃えています。
また、精神疾患当事者の方たちが働く場でもあり、仲間同士が互いに支え合う、小さなピアサポートの場にしたいと考えています。 -
4認知症疾患医療センター
認知症に関するあらゆる相談を受け付け、専門的な診断を実施。また、患者さんの地域生活のため、様々なサービス紹介、認知症予防のための講座、地域事業所への教育などを行い、包括的に支えます。
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5心理カウンセリング室
心の悩みや、困り事、ストレスについて、個別カウンセリングや対話を通じて、その軽減に向けて取り組みます。
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6外来ラウンジ
診察や検査待ちなどの時間を、ゆったりと過ごすためのスペースです。簡単な飲食であればすることができます。ご家族や知人、スタッフと、落ち着いてお話ししながらひと時を過ごせます。
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7救急診察処置室
精神疾患の急激な発症や病状の悪化のために早急な対応を要する患者さんに対して、迅速かつ適切な診断と、治療を提供します。24時間体制を整え、精神科診療に対応を行っています。
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8畑
土や草、生き物に触れることで、育てる喜びや収穫の喜びを体感するとともに、畑作業を通じて、心と体の安定が期待できます。また、地域の方々と一緒に作業することで、コミュニティの一員としての意識も育まれます。(2025年秋 完成予定)
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9MRI
当院のMRIは、主に認知症の鑑別診断に使用されており、早期発見と原因の特定に貢献します。また、取得した画像データは精神疾患の研究にも活用され、より良い治療法の開発と理解の向上に役立てられます。
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10発達診察室
当院の発達外来では、小学生から18歳未満の方を対象に、発達障害や学習、行動面での課題に対するサポートを提供。専門的な診察や検査、心理カウンセリングなど、多角的なアプローチを通じて、一人ひとりのニーズに合わせた支援を行います。
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11臨床心理室
公認心理士が心理検査、知能検査、心理カウンセリングなどを行います。入院・外来ともに、個々のニーズに応じたサポートを提供。心の悩みやストレスに対する専門的なアプローチで、患者さんの心の健康を支援します。
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1病室(個室)
温もりのある内装と家具を取り入れ、患者さんが心安らげる空間を目指してデザインされています。プライバシーを重視しつつ安心して療養に専念できる環境を提供します。
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2食堂
当院の食堂は、窓からの美しい眺望が自慢の明るく開放的な空間です。ここは、楽しい食事の時間を過ごせる場所であると同時に、患者さん同士やスタッフとの交流の場としても活用することができます。
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3スタッフステーション
ドアを開けるとオープンな空間になるようデザイン。患者さんとスタッフの間の壁をなくし、コミュニケーションが円滑に行える場所を目指します。廊下側の壁には患者さんが作成した作品を展示予定です。
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4ランドリールーム
各階に、コイン式ドラム洗濯乾燥機を導入した、男女別のランドリールームを設置しています。セキュリティロック機能も備え、患者さんのプライバシーや取り違えにも配慮。安心して使っていただけるよう努めています。
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5多目的スペース②
10名程度の集団リハビリや作業活動を行う専用の部屋です。
光や音の刺激をコントロールでき、集中力を要する作業や訓練を行うことができます。 -
6多床室
隣り合うベッドの間を仕切り壁で区切ることにより、プライベートな空間で過ごせるよう配慮していることが特徴です。安心して静かな時間を過ごしながら療養に専念できる環境を整えています。
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7多目的スペース①
さまざまな患者さんに対応できるよう、多様に活用できる居場所の提供に努めます。リラックスした雰囲気の中、書籍やソファなども導入しながら、心地よい時間を過ごせるよう工夫しています。
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8多目的スペース③
集団リハビリテーションや作業活動を行うためのスペースです。集団での運動や、患者さん一人ひとりの課題に則した作業活動などを実施しながら、それぞれの回復をサポートしていきます。
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1スタッフ休憩室
当院の職員休憩室は、カフェのようなインテリアで、職員が一人でもゆっくりと休める空間です。また、図書・文献検索コーナーも設置しており、静かに読書や調べものができる環境を整えています。
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2言語聴覚室
言語聴覚士(ST)が、個別の評価と治療を行う際に使用する部屋です。患者さんが効果的にコミュニケーションを取れるようリハビリテーションを実施しながら、積極的に支援してまいります。
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3調理訓練室
自立を目的とした調理訓練を行うほか、集団による調理活動も行います。患者さん同士で協働しながら料理を作りあげ、共に食べることで、調理のみならず、他者とのコミュニケーションを学ぶ訓練ともなります。
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4スタッフルーム
医局を独立させず、各部門のデスクを広々とした一部屋にまとめています。このオープンな構造により、フラットな組織づくりが促進され、スムーズな情報連携が実現されます。これにより、質の高いチーム医療の提供を目指しています。
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5トレーニングルーム
トレーニングジムのように、トレッドミルやエルゴメーターなど各種マシンを完備。リハビリスタッフ常駐のもと自由に運動ができる環境で、有酸素運動や筋力トレーニングを通して精神の安定化を図ります。
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6屋上庭園
素晴らしい眺望が楽しめる屋上庭園です。広々とした芝生の上で、新鮮な空気と太陽の光を存分に感じて、リラックスした時間を過ごせます。天気の良い日にはスカイツリーと富士山を同時に望むこともできます。