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病棟のご案内
スーパー救急病棟(48床)
3カ月以内にご自宅へ戻ることを目指して治療を行う病棟で、措置入院や二次救急、後方支援などを行っています。10代の方から後期高齢者の方まで、幅広い年齢層の方が入院。多職種のスタッフが必要な情報を収集・整理・評価して計画を立て、治療・看護を提供します。
時に激しい症状を呈す患者さんもおり、戸惑われるご家族もいらっしゃいますが、スタッフ間で連携しながら冷静な対応に努めています。どのような状況であっても、入院して良かったと思える病棟を目指します。
また、入院の依頼があれば、迅速に対応しています。
精神病棟(回復期)(60床)
処遇の再調整が必要な患者さんや、急性期治療を終えて病状は一旦落ち着いたものの、まだ症状に波がある患者さんを受け入れます。症状の安定を目指し、病院内外で落ち着いて生活を送るための援助を主に行います。多種多様な疾患の患者さんの入院生活に対応しているため、個別性を重視した作業療法、地域社会生活への早期順応を意識した退院支援に、多職種で連携して取り組んでいます。退院へ向けてしっかりと準備する機能があります。
精神療養病棟(60床)
精神症状はおおむね落ち着いているものの、入院が長期化している患者さんに対して薬物療法、生活療法と共に、多職種や外部機関と連携を図りながら退院に向けた取り組みを行っています。
社会復帰に向けて、 状態や個別性に合わせた援助を多職種で連携しながら実施します。患者さんが病気や治療に対しての理解を深め、疾病自己管理能力を高められることを目標に、集団でのリハビリテーションプログラムも行います。
また、退院後の生活を見据えたサポートにも力を入れます。在宅へ向けての支援として退院前訪問看護も実施。自立を目標として、できないことは何かを見極めステップアップしていきます。その過程で、自信・価値観を見出せるよう支援をしています。
精神病棟(認知症)60床
認知症を原因とする周辺症状や精神症状により自宅や施設などで生活が困難になった方が入院します。
集団作業療法や個別リハビリテーションの介入を積極的に行い、日常生活で必要な機能を向上させることや、患者さんご自身が持つ能力をできる限り引き出し、できることを少しでも増やし、自宅や施設など、地域社会での生活に戻る支援を行います。
長期の療養を前提とするものではなく、入院中の介護、看護、治療はもちろんのこと、退院後の日常生活についてもご相談を承ります。当院にある認知症疾患医療センターとも協力し、地域からのご相談にも対応しております。