6月13日(水)作業療法士によるメタ認知トレーニングの研修会を行いました。
「研修アンケート結果を見ると、ほとんどの参加者が、メタ認知トレーニング(MCT)で扱う認知バイアスが自分にもあると認知しており、自己理解と患者理解の二つの意味でよい学習機会となったようでした。また、個人的スティグマ(差別や偏見のニュアンスを含む烙印のこと)、知覚的スティグマ、社会的距離(精神疾患のある人が自分の近くで生活して良いと思うかどうか)、精神疾患 の再発に関わるとされる個人の感情表現のあり方(EE)が、いずれも研修の前後で改善していました。
簡単にまとめると、精神疾患のある患者様に対し、今以上に寄り添った対応ができるスタッフが増えたといえるでしょう。
今後も患者様志向の研修を企画したいと考えています。」
(作業療法士 松本 武士)