地域連携交流会は今回で6回目を迎えました。多くの事業所（51事業所）から、多職種の方々（94名　内訳：医師、看護師、保健師、精神保健福祉士、社会福祉士、公認心理師等、介護支援専門員、就労支援員、相談員等）にご参加いただき、会場がいっぱいになりました。

今回は、「発達障害について理解を深める」をテーマに講演形式で2名の先生からお話を聞きました。

第一講演では、大内病院　診療部長　山口大介先生から「一般精神科臨床におけるＡＤＨＤの診断と治療の意義」と題し、

主にＡＤＨＤに対する薬物療法等について、多くの症例を通じて分かりやすく解説していただきました。

第2講演では、発達障害者の就労事業所d-careerの吉村　静真先生から「発達障害者の社会復帰への道筋」と題し、キャリアプランニングとしての就労支援について、医療・福祉・教育の専門家とともに、社会が求めるものは何かという視点でお話しいただきました。

参加者の皆様からは、もっと知りたいという声を多くいただきました。懇親会でも顔の見える交流が深まり、これからも地域に根差した顔の見える交流会を展開していきます。