このところ暑い日が続きますが、皆さま体調など崩されていないでしょうか。
こんな暑い日には・・外に出て園芸活動を行うことができません。
なので・・・夏の園芸療法は行うことができないと思っていませんか。
夏野菜を育てることが夏の園芸療法プログラムではございません!
外に出なくても、私たちの周りには植物はございます。
そこで今回、デイケアはなみずきでは、室内中心で行うことができる園芸療法プログラムとして、
梅干しづくりを行いました。(高血圧のことも考え、塩分控えめのハチミツ漬けを行いました)
和歌山から完熟梅を取り寄せ、1~2時間水に漬け置き、あく抜きを行います。
水気を切り、竹串でへた取りを行います。
最初は一人で行っており、見ている利用者様が多かったですが・・・
「何しているの?」 「私にも貸してちょうだい」
との声がいっぱい上がり、みんなでへた取りを行いました。
へた取りを見ていた他の利用者様には、次の工程の、ペーパーで梅をきれいに拭き取る作業を
行って頂きました。
深い容器に焼酎を振り掛け、梅にハチミツを振り、その上から塩、焼酎を振り入れます。
この工程を数回行い、重石をのせ暗室へ・・
紫蘇の葉も塩もみも行い、梅の汁が梅より上がってきたら容器に入れます。
ここで利用者様の一人が「梅干しの土用干し」のお話をみんなにしてくれました。
土用入りになってから三日間干しました。
実は、梅は「土用」に干すことが昔から決まっているのです。
(梅雨明けと梅干しに関係は無いようで職員も勉強になりました!)
別の容器に移し替え完成!しっとりとした梅干しになりました!
「梅はその日の難のがれ」 ・・・・朝に梅干をひとつ食べるといいらしいです! 利用者様から頂いた言葉でした!(^^)!