部門のご紹介 部門のご紹介

部門のご紹介

リハビリテーション部

当院では精神疾患や認知症により、生活が困難になった方に対して、集団・個別の作業活動を通じて、評価を受け自信がつくなど精神機能の向上、入浴や着がえなどADLの向上、人に話を伝えられるなど対人コミュニケーション能力の改善を図り、再び地域で安心した生活ができるように支援しています。

リハビリテーション部の取り組み

すべての分野のリハビリを実施しています

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が疾患別リハビリにおいてすべての分野のリハビリテーションを全力で実施しています。

1日でも早い在宅復帰を目指すために

セルフケア(食事や入浴)はもちろんベッドから離れて行います。それに加えて、楽しみや趣味などを取り入れたイベントを毎日行うことで、目的をもって長い時間ベッドから離れることを実践しています。離床は早期退院への一番の近道です。

食べる楽しみを大切に

当院では医師(歯科医師)指導の下、言語聴覚士や管理栄養士、歯科衛生士、看護師がチームを組み、在宅復帰に向けた摂食嚥下リハビリテーションに取り組んでいます。食事は栄養摂取という目的だけでなく、食べる楽しみでもあり、私たちはこの楽しみの部分を大切にしたいと考えます。

自分でトイレを支援します

在宅復帰を目指すにあたって、排尿・排便の自立は、食べることと並ぶ最重要課題の一つです。患者さんの尊厳の回復と、ご家族様の介護負担の軽減、私たちは排泄自立に向けて本気で取り組んでいます。

多職種協働と退院支援への取り組み

リハビリテーション効果を最大限に引き出すために、看護・介護の専門職と強力なチームを形成し、全力で在宅復帰へ向け支援いたします。退院にあたってはソーシャルワーカーやケアマネジャーと協力し、社会資源の活用や介護福祉サービスについて情報提供とご提案をいたします。

在宅復帰後のフォローも万全です

入院初期から積極的なリハビリテーションにより早期退院を目指します。もちろん退院後も外来リハや訪問リハ等の手段で安心の在宅生活をご支援いたします。

いろいろリハ

患者さんが地域で安心して暮らせるように、当院では精神科作業療法を中心に以下のようなさまざまな取り組みを行っています。

個別リハビリテーション

個別リハビリテーション

集団リハビリテーションとは異なり、精神疾患や認知症の患者さんは「人と関わるのが苦手」ということがめずらしくありません。そこで作業療法士と個別の関わりからはじめ、徐々に対人スキルを向上させ、集団生活や地域での生活に対応できるよう支援します。また、買い物に行く、グループホーム見学、心理教育、料理教室などその患者さんに必要な支援を行います。

集団リハビリテーション

集団リハビリテーション

すべての入院患者様に対して、病棟や作業療法専用施設(生活療法センター)にて小集団・大集団を作り、様々な活動を提供しています。一人でなかなかできないという患者さんも慣れた環境や気の合う仲間がいることにより、活動が可能になることがあります。このように集団の特性を活かし、ひとつの治療としてとりいれています。

認知症リハビリテーション

認知症リハビリテーション

認知症の急性期の患者さんに対して、認知症の進行により、人間関係が崩れやすいため、1対1での安心できる丁寧な関わりを行います。また周辺症状の軽減を目的に作業療法士が個別での作業(馴染みのある活動、興味のある活動)を通じて、早期退院を目指します。

摂食嚥下リハビリテーション

摂食嚥下リハビリテーション

高齢者は疾病などが悪化した場合、嚥下(飲み込み)機能が低下し疾病は治癒したものの、食事ができず在宅復帰ができない状態になることがあります。そうしたことを防ぐため、言語聴覚士(ST)を中心に入院後早期から嚥下機能を評価し、適切な食事で機能訓練を行っていきます。

膀胱直腸機能リハビリテーション

膀胱直腸機能リハビリテーション

自らの意思で、自らトイレで排泄を行う。人として当たり前の行為だからこそ全力で支援すべきと私たちは考えます。入院直後から早期排泄自立を徹底して意識し、個々の障がいタイプに応じたリハビリテーションプログラムを実践します。

生活支援

生活支援

精神疾患の患者さんは機能障害というより、「生活のしづらさ」という障害を抱えたまま、地域での生活ができるよう援助・支援するのも、精神科でのリハビリテーションです。当院では、メタ認知トレーニングや希望の会(ピアサポーターと一緒に行うプログラム)などを通じて、地域で安心して生活が出来るように取り組んでいます。

多職種連携と退院支援

多職種連携と退院支援

リハビリテーション効果を最大限に引き出すために、医師・看護師・精神保健福祉士の専門職とチームを形成し、在宅復帰へ向け支援いたします。退院時には、服薬指導や金銭管理、退院後の日中の過ごし方、具合が悪くなった時の対処法など他職種で諡号を行います。

在宅分野での取り組み

在宅分野での取り組み

利用者さんが、安全で安心できる在宅生活を継続できるように、外来作業療法、精神デイケア・デイナイトケア・重度認知症デイケア・精神科訪問看護と連携(すべての部署に作業療法士を配置)を 図り、支援を行っています。

総合的なリハビリテーション視点

総合的なリハビリテーション視点

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士は各々の職種としての専門性を高めながら、お互いの専門性を知り・認め、そして共有し合います。特に在宅でのリハビリテーション実施時にはトータルな関わりが求められています。また、この視点は強力なリハビリテーションチームをつくるには不可欠な概念です。

ご不明点がございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

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